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アウトプット
『「資本論の教室」 きっちりわかる経済学の基礎』
(川上則道 新日本出版社 1997年)

 マルクス主義、経済学を少しでも語ったことや批判したことがある人は多いと思います。しかし、それらがどのような事を意味するのか、どのような世界観を持っているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか? 多くの人はソビエト=マルクス経済学となってしまい、思い込みで物事を語っているのではないでしょうか?

 本書は、特にマルクス経済学のほうに焦点をあて、それを平易に解説してあります。商品、貨幣、資本とは一体何か?そして、搾取はどのように行われるのか?

 もちろん著者の考え方もあり、少なくとも現状において「標準」というものが確立していないマルクス経済学の一面として見てほしいところもいくつかありますが、基本的なことに関しては、具体的な例も豊富でわかりやすいでしょう。

 マルクス経済学をちょっとのぞいて見よう、という人にぜひお勧めします。

2003/05/07
政治経済学部2年
日向野慶太